精力剤やサプリメントの成分についての豆知識

サプリメントの成分、栄養素とその一般的な効用について

ごく一般的な精力系、ペニス増大系などのサプリメントに使われている主な成分と、その主な効用について解説しております。(上から、アイウエオ順で表示)

亜鉛

精力減退には様々なミネラルが関係していますが、中でも深く関与しているのが亜鉛です。亜鉛は人間の身体の中では筋肉や骨、肝臓などに含まれていますが、精巣や前立腺などの性腺にもかなりの量が含まれています。

精巣では、性欲などをつかさどる男性ホルモンの一種であるテストステロンなどが合成され、また精子も作られます。男性ホルモンにも精子作りにも深く関与しているので、「男の金属」「セックスミネラル」とも言われており、亜鉛が不足すると、性欲が低下する、勃起力の低下、精子の減少による不妊症などを招いてしまいます。

女性の場合も女性ホルモンの合成に亜鉛が深くかかわっていると考えられており、女性においても正常な生殖の活動に亜鉛は欠かせません。女性においても、亜鉛が不足するといわゆる「精力」や「性欲」が減退するそうです。

赤ガウクルア(ソフォン、ブテア スペルバ)

赤ガウクルア(ソフォン、又はブテア スペルバ)は、タイなどの山岳民族によって古来より滋養強壮・精力増強・催淫・健康維持に効く奇跡の薬草と伝承されてきました。タイ版バイアグラとも呼ばれており、フラボノイド配糖体が豊富で、cAMPフォスフォジエステラーゼを阻害し、陰茎の血液循環を良くし、勃起力を高めます。

近年の研究で、男性に対しバイアグラと同様の働きをする事がわかり、精力増強や勃起力の向上など男性の機能向上に働きかけます。そのため精力補助剤として高い効果が報告されております。

アシュワガンダ

インド、ネパールの乾燥地、中東などの地域に自生するナス科の低木植物。古来よりインドの伝統医療アーユルベーダにおいて、滋養強壮、精力増強、リュウマチの緩和に良いと、あたかも高麗人参のように用いられていたことから、インデイアン・ジンセン(インド人参)とも呼ばれています。

全体的な健康を維持し、特に活力、精力増強の強壮薬として古くから知られています。朝鮮人参の5倍の強壮効果があるといわれ、ネズミを使った実験では薬用人参の10倍という結果も出ているこの薬草は、環境ホルモンで減少している男性の精子を回復する効果もあると言われています。

アルギニン(L-アルギニン)

アルギニンは成人では非必須アミノ酸で、体の中でつくられますが、健康で活動的な体を維持するためにはそれでは足りなくて、ある程度の量を食物(タンパク質に含まれています)などから摂取する必要があるといわれています。また、30歳を過ぎると、脳下垂体からのアルギニンの分泌が完全に停止するので、食事やサプリメントで摂取する必要があります。

アルギニンの働きを一言でいいますと、わたしたちの健康を維持し、老化を防ぎ、老化病や生活習慣病などの病気になるのを防ぎ、外敵(病原菌など)やがんから体を守ります。
またアルギニンは、男性の生殖細胞の70%以上、男性精液の約80%を占めており、また精子形成と精子の運動性を維持強化する働きもあるといわれています。

成人男性のアルギニンの必要量は非常に多く、その欠乏症は性障害や不妊症につながるおそれがあります。アルギニンは射精後の疲労をいち早く解消し、勃起力をよみがえらせる効果もあります。

イチョウ葉エキス

イチョウは東洋にのみ分布している樹木です。イチョウ葉エキスとは、そのイチョウの葉を乾燥させて成分を抽出させたものです。

イチョウ葉エキスは30年前も前からヨーロッパでは医薬品として医療現場で使用されています。イチョウ葉エキスには10種類以上のフラボノイドとギンゴライドが含まれ、血行を良くし脳細胞の働きを活性化し、又ギンコライドが、脳内の活性酸素を防止し、脳細胞を守ることが報告されています。

このため痴呆症の予防に大変有効とされそれに加えて、体内の血液循環を促進しますので、生活習慣病から肩こり、冷え性、またペニスに十分な血液が送られないために起こる性的障害の治療など、幅広い効果が期待できます。イチョウ葉エキスを摂取した患者が6〜8週間で性的機能を回復したという報告もあります。

海馬(タツノオトシゴ)

中国では海馬(タツノオトシゴ)は補腎(腎機能を強化する薬)作用があるといわれ、漢方、薬膳料理によく用いられます。漢方における海馬は、精力増強・強壮薬として疲労回復、ED(勃起不能障害)や精力減退などに用いられます。

主な成分としてはタンパク質、脂肪、多種のアミノ酸を含んでおり、男性ホルモン作用があるといわれています。生物の性機能に及ぼす効果・効能は実験でも証明されており、臨床実験でも有効なデーターが得られています。

カキ(牡蠣)

カキは栄養素の宝庫です。必須アミノ酸八種をそなえる良質のタンパク質、豊富なビタミン群とミネラル分など、わたしたちが生きていくうえで欠かせない成分が、バランスよく含まれています。

ヨーロッパでは、カキを「海のミルク」といい、栄養価の高い食品として昔から珍重されてきました。カキは亜鉛を最も多く含む食品で、特に精力増強には抜群の効きめを示すため、人前で「カキを大好き」と公言するのは、ちょっと気恥ずかしいこととされているくらいです。

精力減退には、たっぷりカキを食べるとよいでしょう。また、精力増強だけではなく、肝臓病、心臓病などの成人病や貧血、神経過敏症などに効くといわれています。視力回復にも役立ちます。

カトゥアバ(カツアバ)

カトゥアバはブラジルやペルー・アマゾンの原産です。繁殖力の強い中型の木で美しい黄色やオレンジ色の花と小さな楕円形の黄色い実をつけます。

カトゥアバは媚薬として民間伝承的に利用されてきた長い歴史があります。アマゾン先住民から都市部に至るまで多くの人々が代々カトゥアバを利用してきました。ブラジル産媚薬ハーブ中でも最も知られた存在の一つです。ブラジルには、『父が60才になって生まれた子供は彼の子供だが、60才を超えてから生まれた子供はカツアバの子供だ』という言い伝えがあるほどです。

カトゥアバは神経を刺激する作用を持ち、男性のインポテンツ治療に効果があるといわれています。樹皮を煎じたお茶が、インポテンツ、心的動揺、神経質、神経衰弱、健忘症、記憶力の低下、性的能力の虚弱に用いられています。

メイラ・ペナ博士は、『カトゥアバは神経系統の刺激剤として機能し、特に男性のインポテンツの治療に用いる場合にその効果を発揮する・・・副作用の心配なく利用できる素直な媚薬』であると書いています。ブラジルではカツアバの媚薬効果については『実証済み』のようです。

今日、ブラジルにおける長年に渡る民間伝承的利用の中で毒性や悪性の副作用に関する報告はありません。メイラ・ペナ博士によると、カトゥアバに関する唯一の副作用は、夜エロティックな夢を見ること、そして性欲が高まることであると・・・

ガラナ

南米産のハーブで古くからインディオ達に知られていた強壮剤です。特に男性のスタミナの増強を目指して利用されている精力増強・滋養強壮ハーブです。近年では、エネルギーを増強する、集中力を高めスポーツ時のパフォーマンスを向上することが検証されて、プロスポーツ選手にも注目されるようになりました。

ガラナに含まれている成分「ガラニン」が身体を活性化し、精力増強を促進します。ガラナが持つ精力強壮作用や精神的な鋭敏さを増す効果、記憶力を向上させる効果についても近年科学的な根拠が与えられています。

また、興奮剤や鎮痛剤としても用いられ、動脈硬化の予防や高血圧の治療報告もあります。

枸杞(クコ)

中国・朝鮮半島や日本の各地に分布するナス科の落葉木です。古くから、不老長寿の万能薬として珍重されていた植物で、中国では独身の僧侶がクコを食べると精力がつきすぎて修行の妨げになると戒めたほど強精剤として知られています。

精力増強・疲労回復のほかに、血行をよくし、血管壁を丈夫にする成分が含まれており、動脈硬化の予防や肝臓のはたらきを活発にして解毒作用を高めたり、不眠病や貧血・胃腸虚弱にも効果があります。

コブラ

昔からタイでは、健脳、美容、強精、スタミナアップに効果があるとして伝承的に珍重されてきたコブラ。良質のタンパク質の宝庫で、人間に必要な必須アミノ酸がすべて含まれています。必須アミノ酸の量は、養鶏卵の約6倍含まれており、また、人体の健全な発育に不可欠なミネラルも豊富です。

中でも特筆すべきは、必須ミネラルである亜鉛の含有量が、なんとスッポンの270倍!コブラの効力はマムシの数十倍と言われ、計り知れぬパワーを秘めています。中国や台湾、タイなどでは、無毒の蛇より毒蛇が、その中でもマムシよりハブ、ハブよりコブラと、毒の強いヘビの方が体に良い精力がつくと言われ、精力増強に欠かせない高値なものとして扱われています。

シベリア人参(シベリアジンセン、エゾウコギ)

シベリアを原産とするウコギ科の植物で、朝鮮人参の仲間です。現在ではアメリカを始め世界中に広まり、世界で最もよく使われる生薬強壮剤として知られるようなりました。

中国でのシベリア人参は、強壮薬草として第1のランクに上げられています。活力を押し上げる特性があり性欲促進剤として使用されています。スポーツ選手や宇宙飛行士、軍人などが体力と耐久力の増強のためも使われているそうです。
精力増強と性的衝動を促進をサポートするハーブです。

スッポン

スッポンが精力増強に良いということは漢方薬の分野では長い歴史を持っています。日本でも強壮剤、精力剤として愛用されていますが、中国でも昔から滋養強壮の代表的な食材として扱われてきました。

性機能に重要な甲状腺の必須構成要素であるB1、精子を作るA、Eやカルシウム、鉄、リンなどのミネラルも多く含まれます。また男性の生殖細胞の80%を構成しているアルギニンが、また内臓部分には精力増強成分が含まれています。

セレン(セレニウム)

重要微量栄養素と言われるミネラルの一種で、亜鉛とともには2大セックスミネラルとして注目度上昇中です。人体の疾患・予防のための必須成分であるとの報告もあり、これからの食生活において、新しい健康作りに大変役立つ食品として一段と脚光を浴びています。

精子細胞には特にセレニウムの含有量が多いことがわかっています。男性の場合、飲んだセレンの25〜40%が生殖器に集中することが報告されており、精子の製造には欠かせないミネラルです。また、強力な抗酸化作用もあるので、精力増強だけではなく老化防止にも重要な働きをしてくれます。

朝鮮人参(高麗人参・オタネニンジン)

2000年以上前から不老や万病予防に効果があるといわれており、また、神秘の霊薬として世界中に体力や精力増強の効能もあるとして有名な植物です。その他、抗癌作用、ストレス解消、貧血の回復、心臓・脳機能・胃腸・血圧調整の強化など、まさに万能薬ともいえます。

植物性のテストステロンが含まれており、身体のテストステロンの生産を促進させる唯一のハーブだということです。ある大学病院の臨床報告では乏精子症の男性に朝鮮人参を与えたところ、精子数が大幅に増加したといいます。糖尿性の精力減退には朝鮮人参が最適だとも言われています。

冬中夏草

昔から不老長寿、精力源として珍重されています。中国では、皇帝だけが飲むことを許された幻の秘薬とも言われています。

不老長寿の薬昆虫等の体に寄生して育つキノコの仲間で、冬に土中で虫の幼虫等に寄生し虫の栄責分を摂取して、虫は死に夏になると発芽し棒状のキノコが地に生えてる事からこんな名前が付けられました。冬虫夏草にはさまざまな効果・効能があり、スタミナ不足や過労、喘息、精力減退、生活習慣病、運動能力低下などに効果があります。

トリビュラス

トリビュラスはハマビシ科の多年草で、熱帯地域に育つ植物です。ギリシャでは利尿薬または気分向上のハーブとして、またインディアンは利尿薬、消毒・消炎薬として、また中国では肝臓・腎臓・心臓を健康に保つために使われました。

古来から男性機能の向上に効果がある民間薬として親しまれてきましたが、近年ではこのトリビュラスに含まれるサポニンが脳下垂体前葉部から分泌される黄体形成ホルモンを刺激し、テストステロンの分泌量が増えることが研究によっても明らかになってきています。テストステロンのレベルを上げることにより、スタミナを増加させて心身共に回復力を高め、強精、強壮、性欲減退症、不妊症などに効果を発揮します。

動物実験ではトリビュラスの30日間の服用により、オスの精子の数が増えたという結果が出ています。トリビュラスは男性と女性両方の性欲増強にも効果があると考えられています。スポーツ選手や、精力の減退に悩む男性を中心に高い人気を誇るハーブです。

トンカットアリ(ロングジャック)

東南アジアの有名な民間薬のひとつであるTONGKAT Ali(トンカットアリ)はロングジャックとも言われ、古来から10の病に効く薬用植物として長い歴史があります。血液の流れをよくし、これにより細胞が活性化され、腎機能や肝機能が改善されます。

トンカットアリの成分をテストしたマレーシア大学からは、精巣で作られるテストステロン(男性ホルモン)が大幅に増加したとの結果が報告されていいます。韓国の研究者によれば、朝鮮人参使用時の5倍の効果を得られたと言う報告もあります。新陳代謝が活発になり、免疫力も向上します。東南アジアでは有名な伝統秘薬で、精力増強・ED治療に期待されている成分です。

ホーニーゴートウィード(イカリ草)

ホーニーゴートウィードはイカリ草ともいわれ、中国漢方において2000年以上も強壮剤として使用されてきました。そして現在では、アメリカをはじめとして世界各国で精力剤の新成分として、注目を集めているハーブです。日本では、このホーニーゴートウィードを「イカリ草エキス」 として高級精力ドリンクなどに配合されています。

ホーニーゴートウィードは全身の神経を刺激し、生殖器の感覚を敏感にする働きをもつといわれます。研究者によると、性ホルモン「テストステロン」の分泌を促進し、精子生産量の増加、前立腺と生殖器周辺の筋肉の活性化を促進させる働きがあると示されています。
ホーニーゴートウィードはバイアグラのハーブ版とも評価されていて、性欲減退の改善、精子の運動力、量の改善、男性性的不能症の改善などの効果が期待されています。

マカ

ペルー産「バイアグラ」とも呼ばれ、精力増強、滋養強壮食として、性生活の強化、生理不順・不妊改善などのはたらきで、大きな注目を集めています。また、免疫力、集中力を強化し、精子、卵子形成の増進、月経周期の正常化、疲労回復などの効果が伝承されています。

精力増強・体力増大の効果があると昔から有名ですが、その理由はサポニン、亜鉛が多く含まれているからだと考えられています。亜鉛はセックスミネラルとも言われ、精子の生成を助けるものです。

また、アルカロイドというマカに含まれる物質はストレス性EDに効果があるといわれている成分です。ステロールは精子の増量を促進、デキストリンは陰茎活動の血液の流れを活発にしてくれます。一切副作用がないため、安全性も確かめられています。

マムシ

やはり滋養強壮といえばマムシでしょう。ただ、あまりに身近で一般的であるがゆえにありがたみは薄いような気がしますが、その潜在力はあなどれません。中国では4千年以上昔から強壮回春の秘薬として知られており、楊貴妃を寵愛した唐の玄宗皇帝もマムシの愛用者だったと言われています。

必須アミノ酸がバランスよく含まれており、代謝が活発になり抹消血管を拡張させる効果があります。特に下半身の血管を拡張し性ホルモンの分泌を高めるという報告もあります。つまり、ペニスに流れ込む血液の量が増加するということでもありますので、精力増強したい男性にはおすすめです。

現在では、各研究機関でその効能が解明されており、科学的にも証明されております。

ムイラプアマ

ムイラプアマは、アマゾン熱帯雨林とブラジル北部原産の高さ5m程の低木で、『性機能を増強する木』として知られています。

ブラジル薬局方では、神経性の疲労、筋肉痛、脚気、精力減退、リウマチ、月経不順、心臓や胃腸の機能衰弱などの改善に効果的だと報告しています。何よりも、大陸開拓時代からヨーロッパの探検家達がこのハーブを追い求めてきた理由に、性欲と性機能を高めることに大きな効果を発揮するからだといえるでしょう。

ムイラプアマのもつ性欲促進力には、世界中が注目し、多くの実験が行われました。その中で、フランスで行われた実験では、性欲が減退していたり、EDにお悩みの262人の男性を対象にして、ムイラプアマの摂取の結果、51〜62%の被験者が以前よりも性欲に対して前向きになれた、あるいは性機能は実際に向上したと報告しています。性生活の改善の効果が非常に高く男性の生理的、機能的な面を最高潮に保つために用いられました。

ヨヒンベ

アフリカの野生の樹の樹皮からとれるエキスで、自然界に存在する最も強力な媚薬と言われているヨヒンベ。西アフリカの人たちが、催淫と強精の目的で古くから愛用してきました。

樹皮に含まれる塩酸ヨヒンビンには、勃起中枢を刺激してペニスの血管を拡張させ、陰茎海綿体に血液の充満を促し、男性機能を高める働きがあると言われています。勃起中枢を直接刺激し興奮状態にさせますから、その刺激がそのまま仙髄に届き、ペニスの血管を拡張させ勃起させるのです。
米国では体力増進と性的機能を高める強精剤として有名です。

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